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トヨタ、タイ大手企業Gと水素トラックなどで協力

2022年12月15日 (木)

荷主トヨタ自動車とタイ最大の企業グループCharoen Pokphand(CP、チャロン・ポカパン)グループは14日、タイでのカーボンニュートラルの実現に向けた協力を検討していくことで合意したと発表した。トヨタやいすゞ自動車などが出資する商用車技術開発会社コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)も協力に加わる。

CPは1921年の前身設立以来、タイで農畜産業や小売、流通、工業など多角的に事業展開している。

▲(左から)トヨタ自動車の豊田章男社長、CPグループのスパキット・チャラワノン会長(出所:トヨタ自動車)

両社の発表によると、具体的な協力内容は3つ。家畜の糞尿から生まれるバイオガスを活用した水素製造▽その水素を活用した配送トラックのFCEV(燃料電池車)化▽コネクティッド技術を活用した最適配送ルート提案などによる物流効率化――。これらに取り組み、CO2削減を進めるという。

CPグループで協力事業を担当するのは、交通サービス事業を担うTrue Leasing(トゥルー・リーシング)。日本側はトヨタ、CJPTに加えて、エンジン認証不正問題でCJPTから除名された日野自動車も参画する。

トヨタの豊田章男社長は同日、タイで共同記者会見に出席し、「それぞれの得意分野やアセットを活用し、今すぐできることをしようと合意した。未来の景色を変えていくことにつながると信じている」と述べた。

▲タイでの共同記者会見の様子

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LOGISTICS TODAY編集部
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