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ボルボ、ディーゼル車の燃料消費18%削減を実証

2022年12月15日 (木)

▲走行テストに使用された長距離用トラック「ボルボFH460」(出所:Volvo Trucks)

国際スウェーデンの大手トラックメーカー、Volvo Trucks(ボルボ・トラック)は14日、自社の省エネ技術「I-Save」(アイ・セーブ)の効果でディーゼルトラックの燃料消費量を18%削減できたことが、第3者による走行テストで実証されたと発表した。

発表によると、走行テストはドイツの雑誌関係者が2018年とことしに行った。総重量32トンの長距離用大型トラック「ボルボFH460」で、高速道路や丘陵地、狭い道路など343キロのルートを時速80キロで走行させた。18年にはアイ・セーブなしで、ことしはアイ・セーブを搭載して行った結果、18%の燃料消費量の削減が示されたという。

アイ・セーブは19年に発売され、低いエンジン回転とハイギアで長時間の走行を可能にする技術。ギアやトルク、ブレーキを調整し、燃料効率を最大限に高める。

同社は、30年に世界のトラック販売台数の半分をEV(電気自動車)トラックにする目標を掲げているが、一方でディーゼルエンジンの必要性も認めており、アイ・セーブによるCO2排出低減効果を強調している。また、ことしの実験では、排気ガスを浄化する尿素水「AdBlue」(アドブルー)の消費量を節約する効果も認められたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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