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ボルボ・トラックが化石燃料不要の鋼材を採用

2022年11月11日 (金)

(出所:Volvo Trucks)

国際大手トラックメーカーのVolvo Trucks(ボルボ・トラック、スウェーデン)は10日、電気自動車(EV)トラックの材料として化石燃料なしで生産された鋼材の使用を始めたと発表した。このような「非化石燃料鋼」の使用は、世界のトラックメーカーで初めてという。

発表によると、非化石燃料鋼はことし9月から大型電動トラックの一部材料として使用を始めた。同国の鉄鋼メーカーであるSSABが製造した鋼材で、化石燃料を使わずに発電された電力と水素を使い、新しい技術で作られた材料だという。このトラックの納入先は、米Amazon(アマゾン)や日用品メーカーの英Unilever(ユニリーバ)など。非化石燃料鋼の使用は、まだ部材の一部、車体の骨格となるフレームレールにとどまっているが、今後、他の部分にも広げていく計画という。

ボルボ・トラックは、2040年までに自社の事業全体で温室効果ガスの排出を正味ゼロにすることを目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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