国際米貨物航空大手FedEx(フェデックス)はこのほど、電動の4輪カート(eカート)について、昨年、ニューヨーク市の1区域で試験運用したのに続き、今年は試験区域を同市内の5か所に増やして効果を試すと発表した。
それによると、eカートは米GM(ゼネラルモーターズ)系のスタートアップ企業であるBrightDrop(ブライトドロップ)社の製品だ。大都市圏での配送改善や、ラストマイル配送の脱炭素化を目的に開発された。昨年、ニューヨーク市のダイヤモンドで初めて試験的に使用された。今年は同市内のミッドタウンなどにも拡大し、計5か所でフェデックスの配達員が使用している。
同社は、eカートの効果として、トラックのアイドリングを減らし、通行量の多い通りの渋滞を緩和する可能性を挙げている。同社の幹部は「ニューヨークのマンハッタンとブルックリンでこのカートを使って見せ、都市型配送の未来の姿を示したい」とコメントしている。
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