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損保J、貨物輸送ドローン保険など2サービス提供

2022年12月19日 (月)

産業・一般損害保険ジャパンと、グループ会社でリスクマネジメント事業を手掛けるSOMPOリスクマネジメント(東京都新宿区)は19日、ドローン(無人航空機)のレベル4飛行(補助者なし、有人地帯での目視外飛行)が12月5日に解禁されたことを受け、「産業用貨物輸送ドローン・トータルプラン(保険パッケージ)」と「リスク評価ガイドライン適合支援サービス」という2つのサービスを始めると発表した。

(イメージ)

それによると、まず産業用貨物輸送ドローン・トータルプランでは、「ドローン輸送貨物の捜索・回収費用の補償」(ドローンに偶然な事故が発生し行方不明となった場合などに本体に加え、輸送貨物の捜索・回収費用まで拡張して補償する)、「個人情報漏えい補償」(ドローンを所有、使用および管理することに起因して発生した個人情報の漏えいについて、被保険者被る損害を補償)、「ドローン輸送貨物への補償」(産業用貨物輸送ドローンで輸送される原材料・製品などの貨物を補償する。 契約者や被保険者はドローンの所有者や運航者、貨物の所有者など)。

次のリスク評価ガイドライン適合支援サービスとは、ドローン運航のリスクアセスメント支援サービスのこと。今回、レベル4飛行の許可・承認に際して関係機関などで構成された作業部会がリスク評価ガイドラインを作成しており、それへの適合が求められる。従来のリスクアセスメント支援サービスに加え、同ガイドラインへの適合状況の確認や対応を支援する。

損保ジャパンは、2015年に業界初のドローンの事故再発防止を目的とした操縦訓練費用補償を開発するなど、これまでも産業用ドローン専用保険を提供している。このほどレベル4飛行が可能となり一層の活用が見込まれるドローン物流に対応し、ドローンでの輸送貨物を補償する保険パッケージを提供するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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