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SBS、EC物流の売上1000億円へ一元化PF

2022年12月26日 (月)

(出所:SBSHD)

ロジスティクスSBSグループは26日、EC(電子商取引)プラットフォーム(PF)事業に本格参入し、2030年にEC領域で売上高1000億円を目指す、と正式に発表した。EC物流に係る入庫から出荷、配送などまでワンストップで提供するサービス「EC物流お任せくん」をリリース。さらに、24年初めに稼働する千葉県野田市の物流センター内で、物流ロボットを活用したEC物流に特化したエリアを新設する。鎌田正彦社長は「EC物流関連事業を3PL、4PL事業に次ぐ第2の事業の柱にしたい」とコメントしている。

発表によると、同社は国内のEC物販市場の成長規模について、21年の13兆円から30年には20兆円になると予測。さまざまな事業者がEC事業に参入し販売量を拡大させるなか、物量増加や在庫適正化、配送費増加、人手不足への対応が急務となっている。

「EC物流お任せくん」は、同社が企業間物流で培ってきた倉庫管理や配送ノウハウ、テクノロジーを駆使した物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を組み合わせ、業界ごとに最適化されたPFとして構築した。

荷物の入庫、保管、出荷、流通加工、ラストワンマイルをはじめ、サイト制作から運用と受注の管理も手掛け、包括的にEC物流業務を支援するのが特徴。国内外700を上回るグループ拠点を活用し、分散保管出荷や省人化・波動対応などに取り組む。

12月26日からは、新サービスのイメージキャラクターに起用した俳優の長谷川博己さんが登場するCMや広告を展開。サービスの特徴や認知度を高めて利用を促進する。

▲新サービスイメージキャラクターの長谷川博己さん

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