産業・一般東京都内で即時配達サービス(クイックコマース、Qコマース)を手掛けるOniGO(オニゴー、東京都目黒区)は、自社で開発したデリバリーシステムの他社への提供も行っている。同社は27日、Qコマースを導入したい小売事業者向けに、そのためのシステムを店舗当たり月額数万円から利用できるようにした、オール・イン・ワンシステム「Qスマートβ(ベータ)版」の提供を2023年1月に始めると発表した。
同社によると、Qコマースに対する社会的ニーズは高まっているものの、多くの小売事業者にとっては、システム開発負担が重いことが課題となっている。ただ、従来のネットスーパーとは異なり、バックヤードスペースが狭い店舗でも導入可能なため、同社は小売事業者などに自社が開発したシステムの利用を呼び掛けている。
このほど開発したQスマートβ版に対しては、すでに大手小売企業や電鉄系企業、ドラッグストア大手などから引き合いをがあるという。オニゴーはまずは限定的にβ版を提供し、サービス改善を進めながら小売事業者の成功事例を積み上げていく戦略だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com