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ドライバーの平均年収1800万円、米UPSが雇用レポ

2023年1月19日 (木)

(出所:UPS)

国際世界で50万人の従業員を抱える米物流大手のUPSは19日、初めてとなる自社の雇用と機会に関するレポート(Jobs and Opportunity Report)を発表した。

それによると、同社は現在の雇用に関する概況を次のように説明している。

まず賃金について、同社はフルタイムの配送ドライバーに対して業界トップクラスの報酬を提供しており、医療・福祉・年金負担などの要素を含めた年収は、平均で年間14万5000ドル(1800万円)になるという。パート従業員にも、フルタイム従業員と同等、あるいはそれ以上の医療・退職関連の給付を行っており、年金も支給されている。社員は採用時に最大2万5000ドル(320万円)の学費払い戻しの資格を得ている。

次に昇進については、米国内で他社より長い内部昇進の伝統がある。管理職の半数は、初級職から昇進した人たちだ。2021年には、10万人の季節従業員の3分の1近くが正社員に昇格した。

労働組合との関係については、巨大労組「Teamsters」(チームスターズ)の組合員を最も多く雇用しており、100年以上にわたって労組と協働してきたとしている。労組と協力し、安全や雇用の拡大などの重要課題にともに取り組んでいる、と説明している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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