ロジスティクス日本産の酒類や食品の海外進出を支援しているオープンゲート(東京都品川区)は24日、中国貿易関連企業のBFP(同中央区)と業務提携し、中国四川省の省都・成都市で日本酒市場の拡大を目指すと発表した。
オープンゲートはこれまで日本酒の蔵元や食品メーカーの中国進出をサポートしてきた。今回の業務提携で、BFPの冷蔵物流・冷蔵管理を基盤とした物流インフラを活用し、成都市の現地ニーズに合わせた商品を開発し、オンラインでのプロモーションを推進して日本酒市場の拡大を図るという。成都市に特化した販路の開拓や日本酒の啓蒙活動も行う。中国内陸部の四川省は人口8000万人、省都・成都は2000万人。物流インフラが未整備で、日本酒への理解不足もあり、現状では商品が常温管理・常温陳列される傾向にあるという。
また、BFPはことし3月に、成田空港隣接地にある成田市場(卸売市場)で日本食料理店や酒類専門店など6店舗の開店を予定している。成都・成田間の空路での機内販売やプロモーションも計画しており、オープンゲートは酒類や食品の調達パートナーとしてBFPをサポートする。
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