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ドコモがシェア自転車回収にEVトラ、再エネ利用

2023年1月30日 (月)

▲実証で使用するEVトラック「folofly F1 TRUCK」(出所:NTTドコモ)

産業・一般NTTドコモと傘下のレンタサイクル運営会社ドコモ・バイクシェアは30日、東京都中央区がドコモ・バイクシェアと共同運営するシェアサイクル事業で、太陽光発電とEV(電気自動車)トラックを活用した実証実験を行うと発表した。シェアサイクルで利用された自転車の最適配置について、回収して移動させる作業に使用する車両をガソリン車からEVへ切り替える。NTTドコモによると、シェアサイクルでEVトラックを使ったこうした取り組みは日本で初めてという。

EVメーカーのフォロフライ(京都市左京区)が開発したEVトラック「folofly F1 TRUCK」を使用し、再生可能エネルギー由来の電気で走行する。自転車の利用だけでなく、管理面も含めて環境面に配慮した「カーボンゼロ」実現を目指す。

シェアサイクルは、自転車を共有して必要に応じて借りて返却する。ドコモは現在、全国48エリアでシェアサイクル事業を展開しており、実証結果を踏まえ、エコ型シェアサイクル商用化に向けた検討を進めるとしている。

(クリックで拡大)

実証の期間は、1月25日から2月16日まで。中央区晴海の倉庫に太陽光パネルと蓄電池を設置し、発電した電気を一時的に蓄えた上でEVトラックに充電。電力供給能力や走行に伴う電池の使用量を測定するほか、CO2排出量データも取得して環境不可軽減の効果について分析する。太陽光パネルによる発電量で不十分な場合は、補助電源を使って作業を実施する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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