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センコー、生活支援サービス拡充へARS買収

2023年1月31日 (火)

M&Aセンコーグループホールディングス(GHD)は1月31日、住宅設備のトラブル対応サービスを手掛けるARS(エーアールエス、東京都台東区)の全株式を取得し、同日付でグループ化したと発表した。買収金額は明らかにしていない。グループのイエノナカカンパニー(同千代田区)が提供する家事代行サービスと連動させ、ARSのコールセンターで同時受注を見込むなど相乗効果を狙う。

発表によると、ARSは2011年7月に設立。個人や外食店舗、オフィスビルといった法人向けに建物の電気や水回り、鍵に関する緊急トラブルに対して、専門スタッフを派遣する事業を全国で展開している。特に電気のトラブル関連に強みを持っている。従業員数は64人(2022年8月時点)。

また、自社サイトやコールセンターで顧客から依頼を受け付け、電気や水回りのトラブル以外にもウイルス消毒や除菌、ハウスクリーニングといった作業にも対応。顧客と業者をマッチングさせるサービスサイトの制作や運営、インターネット上での集客広告も運用している。

ARS側はセンコーGHDの傘下に入ることで、自社スタッフの採用や育成を強化するとともに、全国主要都市へ自社拠点の拡大を図る。ハウスメーカーや不動産管理会社の法人顧客開拓で売上拡大を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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