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損保JとSBI、食品海上輸送の保険手続きを簡易化

2023年2月7日 (火)

産業・一般損害保険ジャパンとSBIトレーサビリティは7日、日本産食品の輸出促進を目的に両社の基幹システムを相互連携させ、輸出者の利便性を向上させる新たなスキームを2023年中をめどに構築することで合意した、と発表した。SBIが新たに立ち上げたサプライチェーンを透明化するプラットフォーム(PF)上で、損保ジャパンが専用保険を提供。輸送途中に万が一事故が発生した場合の補償体制を構築し、安心安全な物流の実現を支援する。

両社が協業して提供するのは、SBIトレーサビリティの提供するPF「SHIMENAWA」(しめなわ)と、外航貨物海上保険の申し込みができる損保ジャパンの「MARINE My Page」とのAPI連携を通じ、トレーサビリティサービスと保険の申し込み手続きをデジタルで一気通貫に完結する仕組みだ。具体的には、輸出する生産者が外航貨物海上保険の手配を希望する場合、PF上で煩雑な手続きをシームレスに完結させる。

▲相互連携によるサービスの概要(出所:損害保険ジャパン)

今後もサービスを拡大して食品品目ごとに専用保険を拡充するほか、食品以外の製品や国内物流も対象にした事業展開を検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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