UPS貨物機が北九州空港に初就航、国際定期便

国内米物流大手のUPSは20日、北九州空港に国際貨物定期便を新たに就航した。月曜から金曜までの週5便を運航し、関西国際空港経由で海外と結ぶ。

▲北九州空港に到着した初便（出所：ユーピーエス・ジャパン）

日本法人のユーピーエス・ジャパンの発表によると、九州地方で国際貨物定期便を運航するのはUPSが初めて。新たな定期便は、拡大するUPSのアジア域内ネットワークを強化するとともに、九州地方のビジネスを世界220以上の国・地域とつなげる。

また、UPSは定期便就航に合わせ、北九州空港に新たなゲートウェイ施設を開設した。15年ぶりに開設された3番目のゲートウェイとなる。

貨物定期便の新たな就航は、九州企業にとって海外ビジネスのチャンスを拡大する。輸出企業は、集荷の締め切り時間が最大3時間半延長されることで荷物の発送準備に余裕ができる。その荷物もアジアや米国には最短1営業日で届けることができる。輸入に関しては、福岡県の一部地域で、アジア、ヨーロッパ、インド、中近東、アフリカからの貨物を当日中に受け取ることができるようになる。

GLSP初の九州で週5定期便、UPSジャパン

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LOGISTICS TODAY編集部
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