国際欧州物流大手のA.P.Moller-Maersk(A.P.モラー・マースク、デンマーク)は1日、スキャンなどの新技術で倉庫内の作業速度を向上させたと発表した。技術の導入により、施設の規模を変えることなく時間当たりのピッキング数を増加させ、生産性が向上したという。
米ニュージャージー州の倉庫では、作業者と一緒に動くモバイルユニットを導入しており、各ユニットにはスキャナーとタッチスクリーン、ピッキングした商品を置く棚が装備されている。ピッキングをする際、ユニットは倉庫管理システムからリアルタイムの在庫データを取得し、それに基づいてピッキングの最適な経路を作業者に示す。商品のスキャンは瞬時に行い、作業者の歩行を減らすことができたという。バッテリーの寿命は8時間で、充電ステーションに戻るタイミングはモバイルユニットが判断する。
(出所:A.P.Moller-Maersk)
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