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長野自動車道全線開通30年、経済効果は3.3兆円

2023年3月14日 (火)

▲1993年の全線開通式典の様子(出所:NEXCO中日本)

国内中日本高速道路(NEXCO中日本)八王子支社と東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社は14日、3月25日に全線開通から30周年を迎える長野自動車道(長野道)の整備効果を共同で取りまとめた。

代表的な整備効果として、次の項目を挙げた。1日の通行台数4.6万台(2019年度)▽最初の開通から累計4.6億台が利用▽30年で3.3兆円の経済波及効果、県内総生産(実質GDP)は1.6倍に成長▽北信と中信がぐっと近くに、通勤圏も拡大(長野・松本間を50分短縮)▽情報通信機械器具製造業が沿線地域で発展(松本地域の製造出荷額は開通前の3倍に)▽松本臨空工業団地から東京港への所要時間が30分短縮し関東地方への貨物輸送量が増加▽山間部から三次救急医療機関への高齢者急病人の救急搬送時間が最大26分短縮▽豪雨災害時には、千曲川流域被災地への支援ルートとして利用。

高速道路会社は30周年の記念ロゴマークを作成したほか、千曲川日本遺産センターや長野県松本地域振興局、県内の一部市役所・村役場で、3月27日から5月22日にかけ、長野道のあゆみを紹介するパネル展を行う。25日10~15時には、梓川サービスエリア(下り線:長野方面)で感謝イベントも開催し、NEXCO中日本のオリジナルキャラクター、みちまるくんもやってくる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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