国内トナミホールディングス(HD)は17日、グループの中核企業、トナミ運輸(富山県高岡市)のドライバー2人に業務中の危険な運転行為があったとして、高田和夫社長名でお詫びを発表した。トラック2台が続けて対向車線を逆走し、対向車とあわや正面衝突する恐れがあったというもので、当該のドライバーには厳しく指導し、厳正に対処するとしている。
トナミHDなどによると、危険な運転行為は3月10日午後2時ごろ、静岡県富士市の富士山の裾野を走る県道で起きた。片側1車線の直線道路で、トナミ運輸富士支店(富士市)のトラック2台が前を走っていた車を追い越そうと、2台続けて対向車線にはみ出し、数百メートル走行した疑いがある。対向車が気付き、衝突寸前で脇道に退避して事故を回避したという。
対向車のドライブレコーダーがこの様子を撮影しており、それが一部テレビで報道されたことで、危険な運転行為が明るみに出た。
トナミHDは「多大なご迷惑とご心配をお掛けした関係者皆様に心より深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません」と謝罪し、再発防止に取り組むとともに、交通法規の順守を徹底するため全従業員の教育に努めるとしている。
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