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ローソンのチルド・定温配送削減が本格化

2023年3月24日 (金)

▲チルド・定温商品を配送する冷蔵トラック(出所:ローソン)

荷主ローソンは24日、弁当や惣菜、サンドイッチなどのチルド・定温商品の配送を1日3回行っている全店舗で、12月から段階的に1日2回に削減すると発表した。2024年3月までに全店舗で完了するとしており、同年4月から施行される働き方改革関連法による「物流の2024年問題」への対応を強化する構え。

チルド・定温商品の配送回数削減の取り組みは、05年から18年にかけて製造や配送の効率化を目的に開始され、現在札幌、東京、名古屋、大阪、福岡周辺エリアを中心とする店舗(全体の7割)で1日3回、ほかの店舗で1日2回のチルド・定温商品の配送を行っているところ、このほど全店舗で1日2回の配送に切り替えることに決めた。具体的には「深夜、朝、午後」の配送を「深夜か早朝、午後」の2回に集約する。

ローソンは21年からAI(人工知能)を用いた配送ルートの最適化に取り組みはじめ、22年からは全国100か所の配送拠点の再編を進めている。同社は今後、常温商品や冷凍商品でも配送効率を高めていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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