日新がデジタルフォワーディングサービスを刷新

サービス・商品日新は27日、自社のデジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」（フォワード・ワン）を全面リニューアルしたと発表した。国際輸送費の算出や本船スケジュール・輸送スペースの確認、ブッキング依頼など、顧客企業とフォワーダーとの間のやり取りをオンラインサイト上で一貫して行うサービスだ。リニューアルにより、見積もりやスケジュール検索などの操作画面を全面的に刷新し、使い勝手を改善した。

同社によると、昨今は海上・航空運賃の変動や、フォワーダー側で海外側の費用確認に時間を要することが多く、費用の算出まで時間を要することがあった。フォワード・ワンでは各運賃や国内外の費用、スケジュールの情報を連携したり活用したりでき、すみやかに概算物流費や輸送スケジュールを確認できる。

今回のリニューアルは第1弾で、その特徴は、物流費見積もりの即時算出・出荷スケジュール確認の効率化▽見積書のクラウド管理、検索履歴の更新から最新費用を即確認可能▽出荷情報、貨物荷姿や物量のテンプレート化が可能▽国際物流情報をタイムリーにお届け▽各輸送モードの手配や通関手続き・海外での物流手配もサポート――。これらに続く第2弾のリニューアルも進めており、23年度中に順次提供を開始する予定という。

▲Forward ONE開発ロードマップ（クリックで拡大、出所：日新）

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LOGISTICS TODAY編集部
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