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スズキ、CO2削減へ31ft鉄道コンテナで部品輸送

2023年4月7日 (金)

▲福岡の部品センター輸送用に導入した31フィートコンテナ(出所:スズキ)

荷主スズキは6日、自動車部品・用品の輸送におけるCO2排出削減に向け、31フィート鉄道コンテナを導入したと発表した。同社が所有するコンテナは、福岡の部品センター(福岡県久山町)への輸送に使用される。

従来、同センターへの輸送には大型トラックや12フィート鉄道コンテナが使われていたが、大型トラックはCO2排出量が多く、12フィートコンテナは積載量が少ないという課題があった。31フィートコンテナの導入により、鉄道輸送を定常化し、積載量を確保するとともに、大型トラックと比較してCO2排出量を80%削減できるとしている。

スズキは部品・用品輸送におけるモーダルシフトを推進しており、昨年12月に新設した北海道苫小牧市の部品センターへの輸送では、静岡県湖西市の部品工場から苫小牧への輸送距離の8割を海上輸送に切り替えることで、CO2排出量を73%削減している。

また、海外向けの自動車用シート輸送固定材を、従来のスチール材から段ボールに変更することで、製造時におけるCO2排出量を91%削減するなど、CO2排出削減への取り組みを強化している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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