タイミー労働者の技能教育を支援、プロロジス

▲物流業界の人手不足解消に貢献（出所：プロロジス）

ロジスティクスプロロジス（東京都千代田区）は11日、スキマバイトサービスのタイミー（港区）に登録する労働者向けに、未経験からフォークリフトの運転免許が取得できる共同教育プログラム「フォークリフト運転技能講習」をことし6月末に実施すると発表した。

講習は4〜5日間、プロロジスが提携する埼玉県のフォークリフト研修センターで行い、フォークリフトの運転実技と、安全教育や基礎知識などの座学で構成。受講後は最大荷重1トン以上を含めたすべてのフォークリフトの操作が可能になる「フォークリフト運転技能講習修了証」を取得できる。今回はタイミーを利用する労働者20人に対して無料で実施する。

プロロジスは、米国で2018年から物流業務の教育訓練プログラムの提供を開始。日本では昨年、フォークリフトの運転免許資格取得の講習を初めて行った。今後、庫内人材のスキルアップに資する取り組みを拡大を図っていく意向で、タイミーと協業することにより、スキマバイトの働き手が担う業務の幅を広げ、物流業界の人手不足解消につなげる。

タイミーは物流倉庫内の軽作業を荷上げ、荷下ろし、仕分け・検品、ピッキング・梱包などに細かく切り分けることで、労働者の負担を減らし、専門性を維持するなどして労働環境を整備し、労働者の確保に取り組んできた。同社広報によると「物流業界における資格の取得支援プログラムへの参画は初めて」。今後も労働者が新たなスキルを習得する機会の創出やキャリア形成につながる取り組みに注力するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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