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セブン&アイ、製配販一体のCO2削減スキーム実証

2023年4月21日 (金)

産業・一般セブン&アイ・ホールディングスは21日、食品メーカーや物流業者と連携し、小売業サプライチェーン全体を通じた再生可能エネルギーを利活用した脱炭素化循環モデルを構築、その実証実験を東京都内で開始すると発表した。

同実証では、都内のセブン&アイグループ店舗や取引先の食品工場、物流センターを拠点にEV(電気自動車)トラック、太陽光発電、バイオガス発電などの再生可能エネルギー利活用状況をプラットフォームで管理し、小売サプライチェーン全体のエネルギーマネジメントを行う。

▲小売サプライチェーン全体での脱炭素化実現に向けた事業モデルの検討(クリックで拡大、出所:セブン&アイ・ホールディングス)

グループでは店舗運営におけるCO2排出量削減策を進めているが、グループを取り巻くサプラチェーンが一体となった脱炭素の取り組みの重要性を認識。製造から配送、販売までを一体的に管理するCO2排出量削減スキームを構築し、このほど実証に至ったとしている。

この事業は、東京都と都環境公社が実施する新エネルギーの推進に係る技術開発支援事業に採択されている。都内を中心とした検証から、今後は全国拡大を視野に入れたスキームの構築に取り組むとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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