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日立プラント、サウジに産業インフラ整備の合弁会社

2012年10月9日 (火)

産業・一般日立製作所は9日、子会社の日立プラントテクノロジー(東京都豊島区)がサウジアラビアの建設会社と社会・産業インフラの建設・エンジニアリング事業を展開する合弁会社の設立に合意し、8日に合弁契約を締結したと発表した。

合弁相手はサウジアラビアのエル・シェリフグループ傘下で建設事業統括会社のムサーエド・エル・シェリフ&サンズ社(MES社、リヤド)、大手総合建設会社(ゼネコン)のエル・シェリフ・エンジニアリング・コントラクティング社(ESEC社、同)。

合弁会社の社名は「日立プラント・サウジアラビア」(仮称)で、来年1月に設立する。出資比率は日立プラントテクノロジーが50%、MES社が25%、ESEC社が25%。

サウジアラビアで商業・居住施設や鉄道・空港施設など向け空調・衛生・電気設備、水処理システム(海水淡水化、排水処理・再利用など)、産業プラント・工場(発電・変電プラント、石油・ガス・化学プラントなど)の設計・機器納入・施工・アフターサービスといった事業の拡大を図る。

サウジアラビアで日立グループが社会イノベーション事業の拡大を図るための拠点としても運用する。