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JALが13年ぶり自社貨物機、物流需要の安定見込み

2023年5月2日 (火)

ロジスティクス日本航空(JAL)は2日、ボーイング767-300ER型機の貨物専用機を3機導入したと発表した。自社の貨物専用機を所有するのは13年ぶりとなり、本年度末から順次運航を開始する。物流企業との提携を強化し、貨物航空事業において安定した利益を得られると踏んでの決断だ。

(出所:日本航空)

これまでJALは、航空貨物は旅客機の貨物スペースに加え、需要に応じて他社フレイターをチャーターするなどして対応しており、需要変動が大きい性質から自社で貨物専用機を持つには至らなかった。このほど物流企業と強固なパートナーシップを結んだことで、安定的な航空貨物需要を取り込める算段が立った。

また、自社専用機を持つことで、国内における長距離輸送の役割を確実化し、需要や市況変動による事業リスクを抑制する狙いもある。

導入当初は東アジアを中心とした国際線に投入。将来的には国内線とのハイブリッド体制を取って稼働率を向上させつつ、貨物搭載率の最大化を図る。ニーズに応じ、チャーターや臨時便も柔軟に運用する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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