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パナデバイス企業がブルーヨンダー採用でSCM改善

2023年5月9日 (火)

荷主パナソニックホールディングス(HD)子会社でサプライチェーン・マネジメント(SCM)システム大手のBlue Yonder(ブルーヨンダー、米国)はこのほど、パナソニックグループのデバイス事業を担うパナソニックインダストリー(大阪府門真市)が、ブルーヨンダーのデジタルSCMソリューションを採用したと発表した。

(イメージ)

パナソニックインダストリーは、2022年4月のパナソニックの持株会社制移行による事業再編に伴い設立。複数の企業が集約されていたため、従来は事業部ごとに異なるSCMソリューションを工場などで使用していたが、今後は一体となった運営で事業成長を加速させるため、ブルーヨンダーのデジタルSCMソリューションに機能を統合。サプライチェーン計画業務の運用ルールとプロセスを見直して省力化・効率化を目指すとともに、生産・販売・在庫の管理を一元化することで販売計画や生産計画の精度向上、在庫の最適化、ITシステム統合による業務の標準化を図る。

ブルーヨンダーのSCMソリューション活用により、サプライチェーン計画プロセスをグローバルに部門間・地域間を連携させて把握することができ、グローバルな目標設定や、資材不足のなかでの計画策定における部門間・地域間連携などにも寄与する。パナソニックインダストリーの常務執行役員CIO(最高情報責任者)兼CDO(最高デジタル責任者)の帆足英次氏はブルーヨンダーのソリューションを「グローバルスタンダード」と評価し、「社内の個別最適された業務の標準化を加速させる」と期待を述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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