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軽貨物運送の個人事業主は車両コストに悩み

2023年5月12日 (金)

調査・データCBcloud(CBクラウド、東京都千代田区)はこのほど、配送プラットフォーム「PickGo」(ピックゴー)に登録する軽貨物ドライバーを対象とした、車両の所有方法や車両価格などの実態調査の結果をまとめた。EC(電子商取引)の普及などで小口貨物が増え、軽貨物運送業の個人事業主の需要も増加傾向にあるなか、軽貨物ドライバーならではの経済的な悩みがうかがえる結果となった。

車両の所有方法については中古車の使用率が67%を占めた。その要因となる車両価格(全額)についての問いでは、中古車の価格帯は30~50万円が多数だった。一方、新車と答えた回答者の車両価格は120~150万円が大半だった。

年間走行距離については、「10万キロ以上」の回答が70%を超えた。一般的な自家用車の年間走行距離、1万キロと比較するとその差は10倍以上になる。また「20万キロ以上」の回答が全体の25%を占めた。車両メンテナンスについては、交換頻度の高い部品として「エンジンオイル交換」(走行距離5000キロ・半年)「タイヤ交換」(走行距離3万キロ)「バッテリー交換」(走行距離3万~5万キロ)と回答。年間の走行距離が10万キロの場合、年に12万~27万円の費用(工賃込)がかかるという。

車両の困りごとに関しては、「メンテナンスやガソリン代などの維持費が高い」「車両代金が高い」「故障や事故の時、仕事ができず収入が減る」など、経済面での不安要素が多かった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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