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東海運通期は減益も、物流・海運部門は増収増益

2023年5月15日 (月)

財務・人事東海運が15日発表した2023年3月期の通期連結決算は、売上高が414億6700万円(前期比4.7%増)、営業利益が6億6600万円(同2.6%減)、最終利益が1億9700万円(68.9%減)と増収減益だった。

(イメージ)

物流事業においては、国際貨物で新規航路の取扱を開始したことにより貨物の取扱量が増加。また、海上輸送の運航スケジュールが次第に回復したことなどにより、海上コンテナの取扱量も増加し、液体輸送関連でも堅調に推移した。国内貨物については、建設資材価格の高騰で陸上輸送の取扱量が減少したものの、カーフェリー輸送が堅調に推移したことにより、総じて取扱量が増加した。

海運事業においては外航船・一般貨物船において航海数は横ばいで推移したものの、運賃高騰の影響により収益は増加するなど、物流事業・海運事業ともに増収増益となった。

24年3月期は、売上高419億8500万円(前期比1.2%増)、営業利益7億3900万円(同11%増)、最終利益5億2100万円(2.6倍)を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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