財務・人事東海運が30日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算によると、売上高は314億8400万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は4億1400万円(28.4%減)と減収減益となった。
物流事業は、国際海上コンテナの取扱量が増加したものの、度重なる台風の影響で蔵置スペースがひっ迫し、他社施設を使用したため作業費用が増加。部門売上は227億9800万円(0.6%減)と減少、部門利益も10億9500万円で21.4%減少した。
海運事業は、東京オリンピック・パラリンピック関連需要が落ち着いたことにより、セメント船・内航一般貨物船の取扱量が減少した。しかし外航船が2019年7月から新規貨物の輸送を開始したことで、外航一般貨物船の取扱量が増加し、部門売上81億7000万円(1.9%減)、部門利益は4億2200万円(15.6%増)の減収増益となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 31,484 [-0.8%] | 20,582 [0.2%] | 10,065 [0.3%] | 41,976 [2.5%] |
営業利益 | 414 [-28.4%] | 182 [-32.3%] | 19 [-59.6%] | 652 [-15.5%] |
最終利益 | 260 [-35.5%] | 61 [-63.9%] | 1 [ - ] | 325 [-40.8%] |
売上高営業利益率 | 1.3% | 0.9% | 0.2% | 1.6% |