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東海運・3Q、海運増益も台風で施設使用料かさむ

2020年1月30日 (木)

財務・人事東海運が30日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算によると、売上高は314億8400万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は4億1400万円(28.4%減)と減収減益となった。

物流事業は、国際海上コンテナの取扱量が増加したものの、度重なる台風の影響で蔵置スペースがひっ迫し、他社施設を使用したため作業費用が増加。部門売上は227億9800万円(0.6%減)と減少、部門利益も10億9500万円で21.4%減少した。

海運事業は、東京オリンピック・パラリンピック関連需要が落ち着いたことにより、セメント船・内航一般貨物船の取扱量が減少した。しかし外航船が2019年7月から新規貨物の輸送を開始したことで、外航一般貨物船の取扱量が増加し、部門売上81億7000万円(1.9%減)、部門利益は4億2200万円(15.6%増)の減収増益となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高31,484 [-0.8%]20,582 [0.2%]10,065 [0.3%]41,976 [2.5%]
営業利益414 [-28.4%]182 [-32.3%]19 [-59.6%]652 [-15.5%]
最終利益260 [-35.5%]61 [-63.9%]1 [ - ]325 [-40.8%]
売上高営業利益率1.3%0.9%0.2%1.6%