日野自、｢クルマづくり｣を再構築し全体経営方式へ

環境・CSR日野自動車は16日、昨年2月に発覚したエンジン認証不正問題に関する再発防止策の進捗状況について、ことし1月の報告に続き、3月末時点での四半期進捗報告としてまとめた。

二度と不正を起こさないための「3つの改革」の一つである『新しい「日野のクルマづくり」のための構造改革』の項目では、クルマづくりにおけるプロセスの再構築を報告。従来、クルマづくりにおいてチーフエンジニアが関わっていたのは開発フェーズのみだったが、現在はプロダクトオーナーを中心に、商品企画、生産技術、生産、営業部門など全体を巻き込み、企画から販売まで全体での経営方式を導入している。

また、業務プロセスの適正性をチェックする目的で、クルマづくりの品質を担保する品質マネジメントシステム（QMS）の導入を推進。外部監査を伴うQMSとして国際規格ISO9001の取得に向け認証機関を選定した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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