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アスエネ、CO2削減で真空技術スタートアップと提携

2023年5月18日 (木)

サービス・商品アスエネ(東京都港区)は18日、真空特許技術を使った食品保存などでサプライチェーン向け事業を展開するスタートアップ企業のインターホールディングス(東京都渋谷区)と、サステナビリティ(持続可能性)に取り組む企業向けの新サービス開発で業務提携したと発表した。

2社は提携を通じ、得意分野の持ち合いシナジーを生み出すことで、CO2排出量の見える化に加え、真空技術を使ってCO2削減につながるワンストップサービスを開発。新サービスで企業の脱炭素経営を推進するとしている。

アスエネは企業・自治体を対象に、国際的な温室効果ガス排出量の算定・報告の基準「温室効果ガス(GHG)プロトコル」で設定されている排出量の区分「Scope1-3」で、サプライチェーン(SC)全体のCO2排出量を見える化・削減・報告するクラウドサービス「アスゼロ」と、ESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」を運営する。

一方、インターホールディングスは、真空率99.5%という超高真空技術を活用し、SCでのフードロス、CO2、コスト削減などの課題解決を支援するスタートアップ。

同社は、保有する真空率99.5%という「真空特許技術」を食品や飲料に活用することで酸化を防止し、賞味期限を大幅に伸ばし、フードロス削減につなげる取り組みを行っている。また、一般的な物流緩衝材(発泡スチロール)の代替として再利用可能な真空緩衝材(発泡ビーズ)を提供する物流関連廃棄物の削減も手掛ける。

アスエネでは今後も、「クライメートテック」と呼ばれる、CO2排出量削減や地球温暖化の解決につながる技術を持つ企業との連携していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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