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KDDIスマートドローン、Skydioの認定講習開始

2023年5月22日 (月)

ロジスティクスKDDIスマートドローンは19日、自律飛行型ドローンを開発する米Skydio(スカイディオ)が公認する講習「Skydio(スカイディオ)認定講習」の国内法人向け提供を、同日から開始したとは発表した。

講習は、「Skydio 2+ 基礎コース」「Skydio X2E 基礎コース」「3D Scan 応用コース」を用意。Skydioの認定インストラクターが、基礎知識から実機操作までを1日で講習するす。

▲スクールの様子(出所:KDDIスマートドローン)

KDDIスマートドローンは、1月からドローン活用のプロフェッショナル人財の育成を目指し「KDDIスマートドローンアカデミー」を開校する。今回、スカイディオが同社の製品の技能・知識を正しく広めることを目的とし制定する民間資格制度「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR(スカイディオ・マスター・インストラクター)資格」を取得したことで、これまでの「Skydioあんしんスクール」をリニューアルし、「Skydio認定コース」として提供することにした。

「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR資格」は、米国でスカイディオが実施する「MASTER INSTRUCTOR(マスター・インストラクター)講習」を受講し、筆記と実技の試験に合格することで認定される。資格取得によって、KDDIスマートドローンアカデミーは、「Skydio認定講習」を提供するインストラクターの育成と講習受講者の合格認定を行うことが可能になった。アカデミーでは全国に提携校ネットワークを構築しており、Skydioの製品とソフトウエアを活用する座学、実技講習を提携校への提供も行う。

▲君津校の上空写真

また、同社は、システムソリューションなどを展開するテラが5月19日に開業した施設「コードベースキミツ」(千葉県君津市)で、KDDIスマートドローンアカデミーの直営校の「君津校」をリニューアル開校したことも発表した。

「コードベースキミツ」は、テラが君津市と、廃校となった旧松丘小学校、旧松丘中学校の利活用を目的に開業した施設。人材育成や実験場所で活用してもらうことで、地域の新たなコミュニティーを形成しながら、新しい技術を学ぶための設備や環境を提供する。

君津校では、本格的なドローン飛行を学ぶことができる。校庭を活用し屋外での飛行実践を行えるため、レベル4の飛行技能を取得できる飛行高度でのドローン操縦、施設を対象とした撮影・疑似点検練習など、実践さながらの飛行訓練が行える。

また、雨天では体育館での飛行、夜間での操作を想定した夜間飛行など、屋内でも様々な飛行訓練も受けることができる。「国家資格取得コース(一等/二等)」と、「領域専門コース(物流・点検・撮影、運航管理など)」のコースを用意。新たに「Skydio認定コース」も開始する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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