拠点・施設三菱ふそうトラック・バス(MFTBC、川崎市中原区)は2日、アフターセールス向け部品倉庫「厚木部品センター」(神奈川県厚木市)を横浜市金沢区幸浦へ移転し、「幸浦部品センター」として稼働を開始したと発表した。
今回の移転は、同社が進めている業務効率向上の取り組みの一環。新設した幸浦部品センターは、アジア太平洋地域における大手不動産企業ESRが開発した「ESR幸浦ディストリビューションセンター1」内に位置する。レイアウトの最適化によって業務効率を向上させ、横浜港や都市間道路、同社の川崎製作所に近いことから、顧客への部品納品時間を従来に比べて平均3日短縮することが見込まれる。
三菱ふそうトラック・バスは部品センターに加え、完成車のモータープールも移転。これまで、国内外向けのトラック完成車は川崎区東扇島のモータープールで保管していたが、今回のアウトバウンド物流体制の刷新に伴い、国内市場向け完成車用モータープールの一部を幸浦に、輸出市場向け完成車については川崎港に隣接する横浜市鶴見区の大黒ふ頭に移転する。同社は幸浦に重要な物流機能を集中させることで、よりスムーズな物流体制の構築を目指すという。
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