ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱ふそう「eキャンター」、豪郵便公社が20台導入

2021年9月21日 (火)

▲豪郵便公社が導入したeCanter(出所:三菱ふそうトラック・バス)

荷主三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は、豪郵便公社のオーストラリア・ポストが電気小型トラック「eCanter」(eキャンター)をことし10月に20台導入すると発表した。

豪郵便公社は豪州でeキャンターを導入する初の顧客で、郵便配送業務に活用する。豪郵便公社は、現在3000台以上の電気自動車を運用する、同国内で最大規模の電気自動車運用団体。2025年までにCO2排出量において2019年比15%削減する目標を掲げており、今回のeキャンター導入はこのビジョン実現に貢献することが期待される。

同社に納車されたeキャンターは、豪州の主要都市を走行し、小包配達業務に活用するほか、企業向けに速達配送サービスを提供しているオーストラリア郵便公社の子会社スタートラックでも運用する。

豪市場向けeキャンターは、ポルトガルのトラマガル工場から完成車として輸出。日欧で販売されているモデルと同一の標準仕様を備えた最新型となる。都市環境における安全運転をサポートするために、車両安定性制御装置や衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置といった先進安全機能を装備する。