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九電など開発、福岡中心部の物流施設が着工

2023年6月2日 (金)

▲「ロジポート福岡粕屋」外観の完成イメージ(出所:ラサール不動産投資顧問)

国内ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)、九州電力、九電不動産(福岡市中央区)、大福物流(熊本県甲佐町)は2日、マルチテナント型物流施設「ロジポート福岡粕屋」が15日に着工すると発表した。2024年8月に完成する。

ラサール不動産投資顧問、九州電力、九電不動産の3社が共同出資する特定目的会社が大福物流から土地を取得し、同施設の開発に至った。1階は大福物流が賃借する。

同施設は地上3階建て、延床面積は9万2048平方メートル。福岡市の中心地から7キロ、九州自動車道・福岡インターチェンジ(IC)から1.7キロに立地し、福岡中心部への配送に加え、九州全域や中国地方などへの広域配送にも優れている。JR香椎線・土井駅から9分と雇用確保の面でも優位性が高い。

1階は両面バース式、2階・3階は車両の乗り入れが可能な大型シングルランプウェイと全天候に対応できる中央車路式を採用。600坪から分割利用が可能な汎用性の高い仕様とした。敷地内には20台の大型車待機場を整備した。

▲休憩室の完成イメージ(出所:ラサール不動産投資顧問)

BCP対策としてエレベーター、トイレなどの電力を72時間維持する非常用発電機や、防災備蓄倉庫を備える、高台に位置することから浸水リスクも少ない。環境面では人感センサー付きLED照明や節水型衛生器具の導入、太陽光発電の設置を計画している。

施設内には休憩室、売店、シャワー室、コインランドリーを設けるなど、従業員が働きやすい環境を整備した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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