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名鉄運輸がバイオ燃料で運行、サントリーが提案

2022年11月10日 (木)

▲使用するトラック車両(出所:名鉄運輸)

環境・CSR名鉄運輸は10日、荷主のサントリーホールディングス(大阪市北区)からの提案で、軽油に代わるバイオ燃料を使ったトラック輸送を11月1日から愛知、岐阜両県で行っていると発表した。軽油と比べCO2排出量を90%削減できる燃料で、12月23日まで使用し、車両への影響などを検証するという。

それによると、使用するのは生物由来の非可食油を原料に精製されたリニューアブル燃料(再生可能資源由来の燃料)。軽油用の設備や機器でも使え、廃食用油や廃動物油、植物油などを原料としていることから、食用油の供給には支障を及ぼさないという。

代替燃料は、愛知県内にあるサントリーの配送センターから岐阜県内にある同社の取引先に製品を配送する1台のトラックに使う。給油拠点は、愛知県飛島村にある伊藤忠エネクス(東京都千代田区)系の給油所。使用を通じ、燃費の比較や車両への影響、燃料キャップやホースからの漏れの有無などを確認する。エンジンのかかり具合や走行中の馬力、異音の有無も検証する。

名鉄運輸はこれまでもCO2削減に取り組んできており、今回はサントリーの提案に同意した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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