日本郵便、燃料高騰などでゆうパック運賃を値上げ

ロジスティクス日本郵便は8日、ゆうパックの運賃を10月1日から改定すると発表した。基本運賃を平均で10％値上げする。

新運賃では、関東と近畿間の場合で「60」のサイズが現行の税込み970円から990円、「80」は、1200円から1310円、「100」では、1440円から1620円などに変更する。

▲関東近畿間の新運賃（出所：日本郵便）

また、「重量ゆうパック」は、ゆうパックの改定後の基本運賃に560円を加算した額、「ゴルフゆうパック」では、ゆうパックの改定後の基本運賃と同額（120サイズ超は、140サイズの運賃と同額）にする。

さらに「スキーゆうパック」が、ゆうパックの改定後の基本運賃と同額（140サイズ超は、160サイズの運賃と同額）、「空港ゆうパック」は、ゆうパックの改定後の基本運賃に800円を加算した額（140サイズ超は、160のサイズの運賃に800円を加算した額）、「観光ゆうパック」については、1個当たり1680円に、それぞれ改定する。

日本郵便では、燃料価格を始めとする物価や人件費などのコスト上昇を受け、デジタル技術の活用や、業務の効率化などで生産性向上に取り組んでいるが、将来にわたり安定的に高品質の物流サービスを展開するため、今回の運賃改定に踏み切ったとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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