ロジスティクス日本製紙は14日、AI(人工知能)を活用したソリューション開発を手がけるALGO ARTIS(アルゴアーティス)が開発した、AIによる木材チップ船の配船計画最適化システムを導入し、同日から運用を開始したと発表した。日本製紙は同システムを利用して輸送効率を向上させ、海上輸送の物流コスト削減とGHG(温室効果ガス)排出削減を図る。
同システムは配船計画を立案する上で考慮するべきさまざまな制約、リスク、コストを定式化し、担当者の経験やノウハウをAIに組み込むことで、最適な配船計画を短時間で自動的に作成する。
日本製紙はこれを利用することで、基本となる輸送計画の最適化、日々の状況変化に応じた計画修正を可能とし、チップ船運航効率の大幅な改善につながることに伴い、海上輸送のGHG排出を2.8%削減できるとしている。
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