アルファラバル、中国メタノール船用システム提供

▲FCMメタノール燃料供給システム（出所：アルファ・ラバル）

荷主燃料供給システムの開発を行うアルファ・ラバル（スウェーデン）は16日、中国の海運事業者によるメタノール燃料船運用のプロジェクトにおいて、同社のFCMメタノール燃料供給システムが採用されたと発表した。

同社は今回のプロジェクトについて、中国の船主によるメタノール対応船の発注も、造船所がそのような船舶を建造するのも初めてとしている。この計画用に初めて納入されるメタノール燃料専用エンジンに対して、最適化された燃料供給システムを同社が提供する、脱炭素への先駆的プロジェクトとなる。船主、造船所、エンジン設計者、エンジニアリング会社など、主要なステークホルダーとの緊密な協力によって、脱炭素化へ向けた取り組みが実現したとしている。

アルファ・ラバルは、引き続きメタノール移行のための新しいソリューションの開発において技術的ノウハウを磨き続け、脱炭素化アジェンダを推進するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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