ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国交省、メタノールバンカリング拠点の検討結果

2025年3月13日 (木)

行政・団体国土交通省は13日、メタノール燃料の供給拠点形成に関する「メタノールバンカリング拠点のあり方検討会」のとりまとめを公表した。日本の港湾競争力強化と海運の脱炭素化に向け、メタノール燃料補給の設備や手続きの基準、拠点形成の課題などを整理した。横浜港でのシミュレーションを基に、具体的な安全対策や船員の要件なども明示している。

とりまとめでは、日本が世界の港湾・海運の脱炭素化に後れを取れば、国際競争力の低下につながると指摘。短期的には、既存設備を活用したメタノールバンカリングの経験を蓄積し、認知度向上や需要喚起を進めるべきだとしている。中長期的には、専用バンカリング船の確保や、海外も含めたメタノールバンカリングネットワークの形成、グリーンメタノールの供給体制強化が課題となる。

このとりまとめにより、荷役作業中の燃料補給(SIMOPS)を含めたメタノールバンカリングの環境整備が完了したとしており、官民連携による取り組みの加速が期待される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com