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新幹線多量輸送実証に自動追従ロボ、協栄産業

2023年6月16日 (金)

荷主協栄産業は15日、東日本旅客鉄道(JR東日本)とジェイアール東日本物流(JR物流)が実施する新幹線荷物輸送「はこビュン」による多量輸送トライアルに参加すると発表した。

▲追従運搬ロボット「サウザー」(出所:Doog)

同社は、AGV(無人搬送車)として、倉庫作業の省人化を目的とした追従運搬ロボット「THOUZER」(サウザー)を荷受け場所から新幹線車両までの搬送に試用し、生産性を検証する。自動追従機能や無人ライン走行機能により自動走行させ、従来では人が行っていた搬送作業を代替し、今後の実用化に向けた課題の抽出を行う。

サウザーは人や台車の後を追従するほか、AGVと同様に自動でライン上を走行し、物流センター内のピッキング業務・補充業務・運搬作業の省人化に貢献する。サイズは幅600ミリ・長さ940ミリ・高さ455ミリで、最大120キロの積載が可能。速度は最大7.5キロ(時速)で航続距離は20キロとなっている。

輸送区間は盛岡新幹線車両センター青森派出所・大宮駅間。臨時列車の「はやぶさ72号」(新青森駅9時37分発大宮駅12時30分着)で、鮮魚・スイーツ・生花・電子部品など600箱程度を輸送する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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