ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

C&FロジHD、中計見直しECなどに100億追加投資

2023年6月16日 (金)

財務・人事C&Fロジホールディングス(HD)は16日、2022年5月10日に公表した「第三次中期経営計画(22年度~24年度)」を見直すと発表した。インフレ加速による原材料などのコスト増や燃料・電力をはじめとするエネルギー価格の高騰、賃金上昇などを背景に変更を余儀なくされた。

同社では、中計の期間を25年度が最終年度となる3か年計画に変更する。「新たなコールドチェーンのニーズをつなぐ、持続可能な低温物流の実現」とする基本方針、持続可能な物流事業の構築や戦略的な財務構成による企業価値向上など基本戦略は、当初計画から変更しない。

一方で、低温商材の流通チャネルの多様化や社会と経済環境の変化を背景に、環境対策に向けた新技術開発と導入、省力化・省人化による生産性向上に対する投資をはじめ、海外、EC(電子商取引)、医薬品などの成長分野への投資促進や他社との協業・提携なども視野に入れた成長スピードの加速、既存事業の強靭化を図るM&Aなどを活用した収益力強化と事業拡大を重要施策として追加。

また、一連の施策の実現に向け、100億円の追加投資を実施する。内訳は、EC関連40億円、海外事業15億円、既存事業の強靭化40億円、新技術開発・環境対策5億円を予定している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com