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横浜ゴム、初のトラック用タイヤのEV新車装着開始

2023年6月16日 (金)

▲RY01C(出所:横浜タイヤ)

荷主横浜ゴムは16日、小型トラック用タイヤ「RY01C」を、三菱ふそうトラック・バスの新型の小型EV(電気自動車)トラック「eCanter」の新車装着用タイヤとして納入を開始したと発表した。同社がトラック・バス用タイヤをEVに新車装着するのは初めて。

「RY01C」は、耐摩耗性能を重視した小型トラック用のスタンダードリブタイヤ。一般にEVに装着されるタイヤは、航続距離を拡大のための転がり抵抗性能、バッテリー搭載による高荷重で低回転からの高トルク出力対応のための耐久性、エンジン音のないEVに合わせた静粛性など、通常のタイヤに比べ高いレベルの環境性能、安全性能、快適性能が求められる。

「RY01C」では、EVに必要な転がり抵抗の低減、小型トラック用タイヤに求められる耐摩耗性能、優れたウェット制動性能を同時に実現することで、新型「eCanter」が持つ環境、安全、操縦といった性能に対応した。

横浜ゴムでは今後、高い技術が求められるEVへの新車装着用タイヤ納入を強化するとともに、そのフィードバックを市販用タイヤの開発に生かし、商品ラインアップの拡充と性能向上を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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