センコーGHD、人財ビジネス強化で警備会社2社買収

M&Aセンコーグループホールディングス（GHD）は3日、傘下の日制警備保障が、アムス警備（東京都豊島区）と、その子会社のヒューマンセキュリティ（同）の全株式を取得し、子会社化したと発表した。

アムス警備は、1991年の設立で従業員は80名（2023年3月時点）、ヒューマンセキュリティは、2019年の設立で、従業員数は20名（同）。2社は、日制警備と同じく東京、神奈川に事業所を置き、主に住宅メーカー、ゼネコンの建築現場の交通誘導、重機誘導を行っている。

今後は日制警備と同一エリア内でサービスを提供することで、相乗効果を出すことを始め、センコーグループの物流拠点などでの警備ニーズにも対応し、警備事業の拡大につなげる。同時に、日制警備とともにセンコーグループの信用力を背景に求人力を強化する。

センコーGHDは、人財ビジネスの確立を目指し、人材が必要な様々な業種や業界に事業を拡大している。人材派遣事業で、2021年以降、外国人に特化して派遣を行う企業2社をグループ化。2023年2月には日制警備をグループ化して警備事業を強化した。

同社では、警備事業や人材派遣事業などの拡大を通じて、多彩な人材が社会で活躍できる総合人材ビジネス事業の展開を図り、ビジネスの領域の広げていく考え。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com