センコーGHD、日制警備を買収し警備・人材業拡大

M&Aセンコーグループホールディングス（GHD）は10日、日制警備保障（東京都杉並区）の全株式を取得し、同日付けで傘下に入れたと発表した。グループ物流拠点の警備ニーズに対応するとともに、ハウスメーカー建設現場のグループの顧客関連の警備ニーズを取り込むことで、警備事業のさらなる拡大につなげるとしている。

発表によると、日制警備は1977年に設立。東京、神奈川に事業所を構え、大手ゼネコンの建築現場での交通誘導や重機誘導、大学での常駐警備などを主事業としている。また鉄道建設現場の列車見張りや構内巡回などの鉄道警備も請け負えるのが特色。従業員数は355人（2022年6月時点）。

また、日制警備はセンコーグループの信用力を背景に求人力強化も目指す。センコーGHDは、人材が必要なさまざまな業種や業界への事業拡大を図り、「人財ビジネス」の確立を進めている。警備と人材派遣の両事業の拡大を通じて、多彩な人材が社会で活躍できる総合人材ビジネス事業を展開し、ビジネスサポート事業のさらなる領域拡大を進める方針。

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LOGISTICS TODAY編集部
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