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ITS世界会議、共同宣言「政治の強い参画が必要」

2012年10月30日 (火)

行政・団体国土交通省は29日、ウィーン(オーストリア)で22日から26日まで開催されていたITS世界会議の結果概要を公表した。

ITS世界会議は、世界各国からITS関係者が集まる年に一度の会議で、各国がITS技術を他国へアピールする場となっている。90か国から1万人が参加した。

我が国からは若井国土交通大臣政務官が参加し、テーマ1(既に導入済のITS施策に関する成功ストーリー)について発言。

先進的に実現した地図のデジタル化、それを受けて広く普及しているカーナビ、リアルタイムな道路交通状況の把握、さらに渋滞緩和に貢献している情報提供システムなど、日本のITS技術をアピールした。

また、各国の道路交通問題の解決に向け、ITSに関する技術協力を最大限行うとの意思表明を行った。

会議は総括として「適切なITS技術とサービスを国の交通政策に位置づけるためには、より強い政治の参画が必要」などとする共同宣言を行った。

来年は東京で開催される。