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新スマート物流システムにドローン運航管理を連携

2023年7月6日 (木)

ロジスティクスドローン物流の社会実装を推進するNEXT DELIVERY(ネクスト・デリバリー、山梨県小菅村)は6日、KDDIスマートドローンと、ネクスト・デリバリーが開発する物流システム「SkyHub(スカイハブ)TMS」に、KDDIスマートドローンの運航管理システムを連携すると発表した。

スカイハブTMSは、種類の異なるさまざまな荷物管理を一元化し、利用可能で最適な配送リソースに荷物を割り当て、荷物の動きを可視化・データ化することで、地域物流を効率化する新スマート物流システム。

今回、新たにトラック配送とドローン配送を組み合わせて効率化と管理を行うマルチモーダル機能などを搭載。ドローン配送時に、KDDIスマートドローンの運航管理システムとの連携を通じて、スカイハブでドローンの運航計画の自動策定や運航状況のリアルタイム確認などが可能となった。

▲KDDIスマートドローンの運航管理システム画面(出所:NEXT DELIVERY)

マルチモーダル機能は、荷物を緊急度、配送距離、重量、大きさ、内容などで分類して最適な配送手段を選別して配送管理する機能。一般的なTMS(自動配車システム)はトラックなど単一の配送手段だけの管理となるが、スカイハブTMSではドローンなどの配送手段と組み合わせて管理することができる。

また、配送員の経験などによって配送ルートを指定するロジックを使い分けるマルチロジック機能も備えた。

スカイハブTMSは、エアロネクスト(東京都渋谷区)とセイノーホールディングスが共同で開発する新スマート物流「SkyHub」(スカイハブ)の全国展開でコアとなるシステム。ネクスト・デリバリーが、2022年10月にネバーマイル(埼玉県所沢市)と業務提携契約を締結し、共同で開発を進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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