和歌山県、ドローン買い物代行サービス開始

ロジスティクスエアロネクスト（東京都渋谷区）は10日、セイノーホールディングス、NEXT DELIVERY（ネクスト・デリバリー、山梨県小菅村）は、和歌山県日高町美山地区・中津地区において、「新スマート物流SkyHub」のサービスを開始したと発表した。

同サービスは、ドローン配送と陸上輸送を融合した新たな物流インフラを構築することで、地域課題の解決を目指すもの。ドローン配送においては、主にエアロネクストがACSLと共同開発した、可搬重量（ペイロード）最大５キロ、最大飛行距離20キロの物流専用ドローン「AirTruck」（エアートラック）を活用する。同社によると、地域住民の日常的な買い物利用を想定して、野菜や備長炭などを美山支所から若者広場まで片道7キロ15分をドローンで配送したという。

具体的なサービス内容としては、「SkyHub」アプリで買物したスーパーなどの商品を希望日時に自宅で受け取れる。美山地区では、地元スーパーの50アイテムの食料品・日用品から商品を選び、希望時間を選択して注文可能。料金は配送料300円（税込）とサービス料（商品代金合計の10％）で、午前11時までの注文を当日中に受け取れる。また、美山地区と中津地区の提携飲食店の商品をドローン便・クルマ便にて受け取れる。料金は配送料300円（税込）とサービス料（商品代金合計の10％）。

ドローン配送においては、年度内に70日以上の運航と無人地帯での目視外飛行を、秋以降からの実施を目指すという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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