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FedEx、2023年ESGレポートを公開

2023年7月25日 (火)

調査・データフェデックスは25日、ESG(環境・社会・ガバナンス)戦略、目標、取り組みの進捗状況などをまとめた「フェデックス2023年ESGレポート」を公開した。

同社では、40年までにグローバルで、カーボンニュートラルな輸送業務を実現することを目標にしており、レポートでは22年度の取り組みの結果を公開している。

(イメージ)

具体的な実績として、同社航空機の近代化の取り組みにより、1.5億ガロンのジェット燃料が削減され、ジェット燃料総消費量を10.8%削減。グループ傘下のフェデックスグラウンドが、サービスプロバイダーに販売したディーゼル燃料の48%をさまざまなバイオディーゼル混合燃料に転化。同社敷地内外に設置された29の太陽光発電施設は、全世界で102テラジュールのクリーン電力を生成したとしている。また、固形廃棄物のリサイクル促進や、購入したオフィス用紙の100%、梱包資材の64%を認証済の持続可能な調達先から購入したことも報告している。

同社グループとしての継続的な排出削減の取り組みにより、09年度から22年度にかけて、同社の二酸化炭素排出原単位は売上ベースで48.9%減少し、同期間中、フェデックスが1日で扱う貨物量取扱平均は2.4倍となっている。そのため、カーボンニュートラルな輸送業務達成のためには、さらに排出削減、大気中からの炭素を除去・保存する革新的なソリューションが必要としており、今後も配送車両の電動化、持続可能な燃料の活用、燃料の保全と航空機の近代化、施設の環境性能の向上などを進めるとともに、多様性と持続可能性を中心にしたバリューチェーン全体でのESG目標達成を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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