行政・団体国土交通省は1日、ベトナムとの交通次官級会合(10月31日開催)で、両国がハード・ソフトの交通インフラの整備事業について、今後の連携を確認したと発表した。
ハードインフラは、ハノイ、ホーチミンの都市鉄道、南北高速鉄道、ラックフェン港、ロンタイン空港、ノイバイ空港、南北高速道路の各プロジェクトを対象に、現状やプロジェクト推進に向けた課題や認識を共有し、今後の連携を確認。
ベトナム側は、特に「インフラ整備後の管理運営も日本の協力を求めたい」と要請した。
また、ソフト面では、鉄道自動運賃収受システム、港湾EDIシステム、自動車の基準・認証制度、航空管制、造船技術などで両国間の連携を緊密化し、協力を促進することが確認された。
次回会合は来年度にベトナムで開催される。