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ロジランド、簡易移動「パレットエアコン」提供開始

2023年7月27日 (木)

▲『パレットエアコン』(出所:ロジランド)

サービス・商品物流施設デベロッパーのロジランド(東京都渋谷区)は27日、パレットとエアコン室外機・室内機が一体となった「パレットエアコン」の提供を開始したと発表した。同社開発の施設に限らず、すべての物流施設入居者向けに提供し、厳しい暑さのなかでの物流現場の熱中症対策として役立ててもらう。

パレットエアコンはエアコンの下にパレットを敷く形となっており、フォークリフトやハンドリフトを使って簡単に移動可能で、使用したいエリアを効率的に冷却できる。即時での導入が可能で、退去時の原状回復工事も不要だ。排気ダクトを天井に向けることで、熱気は上部に排出され、作業場には涼しい空気のみが届く。エアコンからの排水を貯めるタンクも完備している。

物流施設は構造上、熱がこもりやすく暑さを感じやすい。夏の暑さが年々増すなか、物流現場でも熱中症対策として空調設備の導入ニーズが高まっているが、導入時や原状回復工事などに多額のコストがかかるという課題がある。パレットエアコンでは導入、退去時の工事が不要なためコストの軽減につながる。

ロジランドはパレットエアコンを、自社開発の物流施設だけでなく、他社が開発した物流施設への導入も可能とした。同社は今回のサービス提供を「物流施設開発の領域を超え、物流現場の課題解決に貢献すべく提供するサービスの第1弾」と位置付けている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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