兵食、神戸港に新冷蔵倉庫が完成

ロジスティクス神戸市は1日、神戸港の新港東埠頭に兵食（神戸市東灘区）の「六突冷蔵庫」が完成し、15日から操業を開始すると発表した。

これにより、兵食は同市10キロメートル圏内に6か所の冷蔵倉庫を保有することになる。

兵食は、神戸市を中心に冷凍・冷蔵食品の通関、保管、加工、配送を行っており、少量多品種、大都市流通ニーズに対応する拠点として、現在の五突冷蔵庫を補完できる冷蔵倉庫を建設したもの。

新倉庫は、環境に配慮した省エネ冷蔵庫で、これまでの同規模倉庫に比べ、電力を15％削減できる構造となっている。

また、五突冷蔵庫に続いて屋上に太陽光発電（120KW発電）を設置し、エネルギー対策にも配慮した。

■新倉庫の概要
所在地：中央区小野浜町14番4号
敷地面積：3926.23平方メートル
施設内容：冷凍倉庫
構造：鉄骨造り4階建て
延床面積：7516平方メートル
設備：エレベーター3トン1台、垂直搬送機1.5トン2台（冷凍仕様）、接車バース10バース（全バースパワーゲート車対応）、コンテナ用コンセント5か所、監視カメラ設置、トラックヤード侵入者警報設置、荷さばき場5度対応、陽圧装置（地下ピット冷気使用）807平方メートル、ドックレベラー1か所